病院の日その4 てんかん

 
ジェンはてんかんもあります。
2ヶ月毎に発作の回数を報告して経過観察しています。
 
最初に目撃したのは2014年11月27日(9歳4ヶ月)千葉へ旅行に行った時でした。
初日の夕方、車中で耳が今まで見たことないような向きになっていると思ったら
背中が丸まり足が突っ張っていました。
最初は車酔いしたのかと思い、次に直前に訪れた場所で拾い食いをしたものが
何か悪いものだったのかと焦り、吐かせようと抱き上げて車から降ろしたら普通に戻りました。
その時はこれがてんかんだとは気づきませんでした。
 
2回目は2015年2月9日。
朝ベッドから起きてこようとした時に、背中が山のようになりふらふらしていました。
危ないのでサークルから出して抱きかかえていると、後足の先が下向きに丸まり足が震えています。
手も突っ張って伸ばしたまま、視線は動きません。意識はあるようでした。
しばらくすると後足の先の丸まっていたのが伸び、震えが止まり、手の突っ張りも緩み、
目と耳が反応するようになりました。
時間は多分3〜5分ぐらいだったと思います。
その後は何事もなかったかのように立ち上がって普通に歩いていました。
後で思い起こして様子を記録していたのでこのように書けますが
その時はこのまま死んでしまうのではないかとものすごく怖かったです。
 
3回目は3月12日。今度は夜18時。
ベッドにいたところ急に左手を肩まで上げて痙攣し始めました。
症状は前回とほぼ同じですが、床に横になって痙攣している時に後足が開いて
体が仰向けになる動きが特徴的でした。
 
意識はあるし、泡を吹いたりもしていないので、部分発作と呼ばれるものだろう。てんかんかもしれない。
寒さで筋肉が硬くなって出ている可能性もある。
3月初めに頚椎ヘルニアのような症状が出ていたので、ヘルニアが原因かもしれない。
脳腫瘍など脳の病気かどうかはMRIをとらないと分からず、MRIには全身麻酔が必要。
てんかん発作を抑える薬を飲んで経過観察して発作が起こらなければてんかんと判断する方法もある。
(ただし一度飲み始めると一生飲み続ける必要がある。止めるとかえって発作が出やすくなる。)
など、いろいろな可能性を先生に教えていただいたのですが、
犬の脳に関しては人間ほど研究が進んでおらず、病気が判明しても手術できないことが多いようで、
私もどうするのが良いのか情報を集めつつ悩みました。
 
そうしているうちに4回目の発作。
4月1日、夕方散歩から帰ってきてブラシをしている時でした。
前回までよりも発作の時間が長くなっていました。
 
発作の間隔が2ヶ月→1ヶ月→2週間と縮まっているのが不安でした。
次は1週間以内に起きてしまうかもしれません。
脳腫瘍の場合、発作が起こり始めてから僅かな期間で亡くなってしまうケースもあり、
もし今、原因が分からないまま何もしてあげられないまま死んでしまったら
一生悔やみ続けるだろうと思い、MRIを受ける決断をしました。
13歳ぐらいだったら麻酔のリスクが怖いし、病気が何であれなるべく辛い思いをしないように
穏やかに過ごさせてあげようとするのでしょうが、この時9歳9か月。
原因をはっきりさせて残りの犬生をなるべく楽しくしてあげたいと思いました。
 
4月3日に、全身麻酔をしても大丈夫かどうか血液検査をしました。
そして翌日、MRIのある病院で撮ってもらいました(幸い今の病院のすぐ近くにありました)。
全身麻酔はこれで3度目とは言えとてもとても不安で、預けるのが本当に辛かったです。
ただ担当してくださった先生がとても落ち着きがあり理路整然とされた先生だったので
不思議と「この先生なら大丈夫かも」と思えました。
 
午後、麻酔が覚めた頃に迎えに行き説明を聞きました。
本当に幸運なことに脳には何も異常がありませんでした!
遺伝性のてんかんでしょうということでした。
CTも撮ったのですが、そちらでは頚椎のヘルニアが見つかり、
3月初めの痛みはやはりヘルニアだったと判明。
 
翌日いつもの病院で今度の方針について先生と相談しました。
てんかん発作は3ヶ月以上間をあけることができるのが望ましいそうです。
3ヶ月で2回以上発作が起こる場合は、発作を起こりにくくする薬を飲んだほうがいいのですが、
前述したようにてんかんの薬は一度飲み始めると一生続けないといけません。
昔からある臭化カリウムやフェノバルビタールは副作用が多少あり、
最近のお薬ゾニサミド(コンセーブ)は副作用がほとんどないようです。
ただ、どんな薬でも体にとっては異物だと私は思っているし、
ジェンは薬に対して胃腸がとても敏感なので、
一生続ける薬を始めるというのはものすごく大きな決断になり
この時点では決められませんでした。
 
その後は
4月14日 13時 ベッドで寝ている時に私が声をかけたら発作になりました(びっくりしたのか?)
5月23日 11時 庭にいて暑いから家に入るというので準備をしていたら待っている間に発作。

この頃は発作の頻度を正確に測るため、昼間出かける時はビデオを撮るようにしました。
3ヶ月ほど撮ってみましたがお留守番の間は一度も発作になりませんでした。
 
夏の間は無事に過ごし、
10月9日 17時 夕食の後サンルームのベッドにいたのですが、ふらふらしながら入ってきて発作。
10月18日 22時 リビングで音がしたので見に行くとすでに発作を起こしていた。ベッドで寝ていて起きた?
12月1日 5時 朝起きてきてサークルから出た後、背中を丸めて顔も引きつり発作が始まりかけた。
てんかんのワンコのブログで、発作の始めに大きな声で呼んだら発作が治まったという記事を
読んだのを思い出し、大きな声で楽しそうに「ジェンちゃんおはよう!」と何度も呼びかけたら
本当に戻ってきてびっくり!
でもこれが成功したのはこの時だけなので、本当に目の前で発作が起こり始めた瞬間になら効くのかもしれません。
 
2016年に入りしばらく発作なく過ごし、
5月7日 6時 朝食後に発作。左後足の突っ張りが取れるのに時間がかかり7〜8分。目は3分ぐらいで動き始めた。
6月12日 17時 夕方散歩から帰って庭でご飯を待っている時に発作。
7月15日 22時 ベッドで寝ていて突然飛び起きて発作。
7月28日 22時 15日と同じ。
 
続いていたので心配でしたが8月は一度も起こらず。
何かトリガーがあるのでは?と天気や気温、ストレス、体調などを書き出して
検証しましたが、あまり共通することはなかったです。
ただ一つ、強い肉体疲労(広い公園で走り回るなど)と強いストレス(病院・シャンプーなど)が
重なった日は発作が起こりやすい傾向があるので、この二つが重ならないように気をつけています。
 
数ヶ月何もなかったと思ったら続けて起こる、その頻度もとても不思議です。
まぁこんな風に規則性がないのがてんかんなのでしょう。
薬についてはまだ決めかねています。
発作の後はケロっとしていつものジェンに戻るとはいえ
発作の度に脳細胞が少しずつ壊れているわけで
そう思うと発作を起こさないようにしてあげた方がいいのかなぁと悩みます。
難しいですね。
 
 
発作の前にご飯食べたのに、発作から戻ってくると
「ごはん!ごはん!おなかすいたー」と言い張るジェンに
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by hamasumi-life | 2016-09-04 09:14 | ジェンの病気・病院 | Comments(0)